デモグラ時代はもう終わり! CXとUI/UXの融合がセレンディピティを引き起こす

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この記事は2021年1月27日に開催された「デモグラ時代はもう終わり!/ CXとUI/UXの融合がセレンディピティを引き起こす」のウェビナーレポートです。

モデレーター

株式会社ロケーションバリュー 代表取締役社長 河野 恭久

人材ビジネスを営むスタートアップからキャリアをスタート。営業、経営企画、事業企画に従事し収益構造改革や新規事業を企画・立案。2004年には東証一部上場を果たす。2009年におてつだいネットワークスにジョイン。販売・企画・戦略立案等に携わりながら、イマナラ!事業の立ち上げに参画。2011年に現ロケーションバリューを共同創業、スマホアプリ開発サービスModuleAppsを立ち上げ2015年1月より現職。アプリビジネスを軌道に乗せ、現在は米国Amplitudeとの協業により国内のデジタルマーケティング活性化に邁進中。モットーは「WOWを創る」

スピーカー

awoo Japan 執行役員 事業開発責任者 吉澤 和之氏

フリーライターからキャリアを始め、創刊誌の初代編集長を務める。その後広告代理店でクリエイティブデイレクターを経験した後、外資系マーケティングオートメーション企業に転職。Business Architectとして新規事業・事業開発などを担当。その後独立し、各SaaS企業の事業コンサルティングを行う傍ら、ニューヨーク発のIT企業MovableInkの日本進出支援、 Repro株式会社にてCBDOを経験。現、台湾発AI×MarTechスタートアップ企業awoo Japanの執行役員 事業開発責任者に就任。

Amplitude, Inc. 日本カントリーマネージャー 米田 匡克氏

三菱電機(株)情報技術総合研究所で技術者としてキャリアをスタート。Gemstar TV Guide で取締役副社長、Entropic Communications で代表取締役社長、Chartboost、LEANPLUM でカントリーマネージャーとして日本代表を歴任。2019年よりグロースハック向けプロダクトアナリティクスを提供する米 Amplitude の初代日本カントリーマネージャーに就任。

株式会社ロケーションバリュー 事業開発部GM 細川 賢治

人材ビジネスにて営業、支店責任者のキャリアを経て2009年におてつだいネットワークスにジョイン。2011年にロケーションバリュー創業メンバーとしてスマホアプリ開発「ModuleApps」の拡販を牽引。様々な業種業態の企業に対してアプリの導入・運用サポートを実施し、これまでにオウンドアプリの開発・運用サポートに携わったアプリ数は50アプリ以上を超える。現在は自社プロダクトの企画・開発を推進。

デモグラ時代はもう終わり! CXとUI/UXの融合がセレンディピティを引き起こす

モデレーター 河野

本日は、商品軸での顧客分析、行動軸での顧客分析、アプリでのユーザーエンゲージメント、それぞれの分野で最先端をゆく3名の方にお越し頂きました。awoo Japan の吉澤様、Amplitude, Inc. の米田様、そして株式会社ロケーションバリューの細川です。

それでは、awoo Japan 吉澤様から宜しくお願いします。

人工知能型MarTech「nununi」が実現!ECにおける偶発的消費の可能性

吉澤

宜しくお願いします。当社はAI大国である台湾発祥であり、高度なAIを用いたEC向けマーケティングソリューション nununi(ヌヌニ)を展開しています。

nununiのプロダクトマーケットは、実店舗のCXを重要な起点としています。実店舗には「他律的消費」と「偶発的消費」の二つの消費行動があります。

他律的消費は、例えばIKEAのように、お客様が欲しい商品を見つけ、比較検討し易いよう、カテゴリー毎に陳列する方法です。

一方、偶発的消費は、ショッピングモールや百貨店で「思わぬ発見」により衝動買いをする場合です。これを脳科学用語では「セレンディピティ」と言います。この思わぬ発見を誘発するために、クロスカテゴリーで提案を行い、お客様のライフスタイルや価値観に寄り添った偶発的な出会いを起こす可能性を高めます。先程のIKEAを例に取ると、黒を基調としたアメリカンスタイルの書斎といった、顧客の趣味・嗜好に合った提案です。

しかしECはフィルタリングの概念が強いため、他律的消費に偏り過ぎている課題があります。例えばアパレルの場合、服のアイテムやサイズといった条件で絞り込むので、実店舗で起こる偶発性は失われます。

そこで、デジタルでも楽しい買い物体験ができるよう、ECにおける偶発的消費の実現を目指しました。そのカギとなるのが「商品理解」です。

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現在のマーケティングソリューションは、消費者行動を基にしたパーソナライズが大半ですが、広告分野の観点からポストCookie時代の課題があります。

nununiは、消費者理解から商品理解へとアプローチを転換し、購買動機の推定に成功しました。消費者行動だけでは購買動機がつかめないため、各商品にある様々な特徴を可視化した上でユーザー行動をトラッキングすると、メガネやヘッドホンといった一見関連性のない商品を探しているようで、実はランニング用品を探しているという購買動機が浮かび上がります。nununi AIの類推により最適な商品レコメンドが行えるのです。

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河野

ありがとうございました。企業目線での有益性だけでなく、消費者目線でも非常に肚落ちしました。 

では続きまして、Amplitude, Inc. の米田様お願いします。

 GAFAMも活用!DX推進「ユーザー行動分析」の活用事例

米田

よろしくお願いします。当社はサンフランシスコに本社を置く「プロダクトアナリティクス」No.1の企業であり、「ユーザー行動分析」を専門としながら「ユーザー行動予兆」機能も提供しています。

 Amplitude は既に40,000社で導入実績があり、GAFAMの内3社が顧客です。

当社がグローバル企業350社に行ったアンケートでは、

  • DX推進での今後の優先事項が「ユーザー行動の把握」と認識している企業: 94%
  • 「ユーザー行動分析」を整備・実現している企業: 20%
  • 前年度売上比率25%以上向上した企業: ユーザー行動分析導入企業 44%、未導入企業 8%

という結果になり、ユーザー行動分析環境を整備した企業は高い成長率を実現していることが明らかになりました。 

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次に、なぜユーザー行動分析が必要なのか、DX推進で可能になった点を顧客にヒアリングした結果をご説明します。

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河野

ありがとうございました。弊社も既にAmplitudeを使用しており、迅速なチャート作成を行える素晴らしいソリューションと認識しています。

続きまして講演最後となる、弊社ロケーションバリューの細川です。

顧客理解を即座にマーケティング施策に活用する方法

細川

よろしくお願いします。当社は販促CRM・OMOを専門とし、事業内容は主に4分野で、ModuleApps によるスマホアプリ開発サービス、Amplitude の提供と導入支援サービス、オウンドメディア・SNSの運用、デジタルマーケティングのコンサルを提供しています。

本日のテーマにつき、まず以下の2点についてご説明します。

1.「顧客理解」の重要性

ダブルファネルにおいて従来はトップファネル重視のマーケティングでしたが、現在はボトムファネル重視になっています。FTUX向上と既存顧客のロイヤル化を行いながら、LTV向上を目指すのがポイントです。

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ロイヤル化の重要性は、上位20%の顧客が売上の80%を占める「パレートの法則」でも明らかで、ロイヤル層を増やすことが自ずと売上につながります。

ロイヤル化を加速するには、

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最後に、2020年11月リリースのマーケティングソリューションDear One(ディアワン)をご紹介させて下さい。PUSH配信やアプリ内メッセージを実行するエンゲージメントツールです。SDKでのご提供となるため、様々なアプリでご活用頂けます。

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河野

細川さん、ありがとうございました。

本日お越し頂いている2社様の分析結果を得て、ユーザーに適切なアプローチを行い、配信やプッシュ通知の無駄を省く事で、さらに心地良いUXの実現が期待できます。

パネルディスカッション

1. nununi のユーザー管理

2. IDFAの課題

3. 商品軸ツールnununiの導入手順

4. セレンディピティについて

5. 実店舗におけるAmplitude活用例

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最後に

河野

ECに偶発的消費を取り入れ、より楽しい買い物体験をお客様へ提供する、先進的で素晴らしいサービス nununi の awoo Japan様、最新のMA技術でビッグデータからオートメーションで改善示唆の抽出を行い、実店舗及び BtoBにも展開可能な Amplitude 様、そしてOODAループの高速化に向け各フェーズの状態整備を実施する弊社ロケーションバリュー、この3社の取り組みをご紹介させて頂きました。

セレンディピティを引き起こす施策を戦略的に行う事は企業成長にとって重要です。施策の整備からご相談に乗りますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。

本日は最後までご視聴頂き、誠にありがとうございました。

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【著者紹介】

グロースマーケティング編集部

編集部やスタッフが、プロダクトのデータ解析や継続率改善など、
自社サービスのグロース戦略に役立つ情報をお届けしています。